こんにちは。
最近、家庭でできる簡単な理科の実験をやっています。
家庭にあるもので実験できるので結構楽しんでやってます。
GW中は食酢の中に卵を入れて二酸化炭素を発生させる実験。
うずらの卵と鶏卵で2回やりました。
食酢は賞味期限がとうに切れていて、処分に困っていた冷蔵庫に入れっぱなしだったものを使いました。このように利用できる機会が来るとは!
テキストではうすい塩酸に、石灰石(炭酸カルシウム)で二酸化炭素が発生するとあるのですが、うすい塩酸の代わりに食酢やレモン汁が使えるんですね。石灰石の代わりに卵の殻や貝殻が使えます。
食酢の中に卵を入れるとすぐに表面に泡が発生してきます。
これが二酸化炭素の正体と思われる。
卵の殻が完全に溶けてしまうまで、1~2日放置しておきました。
そうすると卵が膨張してきて、ボールのように弾力を持った物体に変化しました。
お酢くさかったです。
週末は時間的に余裕があったので、娘がやってみたいというでんぷんの抽出をしました。
ジャガイモを買ってきて、少量をすり下ろし、残りは夕飯のマッシュポテト用に。
ジャガイモに含まれるでんぷんを抽出するやり方がテキストに載っていたので、そのとおりにやってみました。
ジャガイモをすり下ろし、それをガーゼに包んで、水を貼ったボールの中でモミモミする。
そうすると出てきたでんぷんが底に溜まるので、うわずみ液だけを捨てて乾燥させるとでんぷんが取り出せます。そこに現れたものは、まさしく片栗粉でした。
片栗粉がないときに、ジャガイモがあれば少し時間はかかるけれどこうやって片栗粉を手に入れることができるんだと感心してしまいました。
そして、ヨウ素液をでんぷんにつけると茶褐色から青紫色になるという実験もできました。
家にうがい薬はなかったのですが、イソジンの傷薬があって、ヨウ素が入っていたのでそれを水で薄めて使いました。
実際に青紫色に変わるところを見て、娘と2人で満足しました。